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2012 :

[Cinema]しあわせのパン

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先週末に、しあわせのパンを観に行ってきた。
かなり期待して観に行ったにも関わらず、それを上回る良さだった。
ただの心地良い映画ではなく、とてもストレートでシンプルなメッセージが詰まっていた。
無駄を削ぎ落した演技、必要最小限の演出と台詞。のどかな映像とさりげない音楽。
そして、映画のメッセージを最小限の演出で、最大限伝えるために使われた、「パン」という存在。
この「パン」を使ったことに、この映画の素晴らしさが詰まっていた。

人間って、複雑な社会で生きているようだけれど、
大切なことは、とてもシンプルなことなんだな〜感じさせられる映画だった。
物事を複雑化させているのは自分自身で、素直になれば、大抵のことは解決するような気がする。


2012 :

エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン

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http://www.elbulli-movie.jp/

世界一予約が取れないと言われるフェラン・アドリアさんのエル・ブリの裏側を撮ったドキュメンタリー映画。
去年、閉店を発表していたので、どのような所なのか、気になっていたので観てきた。
正直、かなりのカルチャーショック。。。。
エル・ブリは他のレストランと全く違うベクトルにいるような気がした。
営業日は半年間。そして次の年に向け、半年間、コンセプトに基づいたレシピを考える日々が続く。
試作現場は、ラボラトリーのような感じで、ありとあらゆる可能性をを試す。
レシピ作りは、もやは実験と言ってしまっていいような試作の繰り返し。
試作に試作を重ね、前衛的な料理を生み出していく。
味や香り、食感はもちろん、見た目の美しさや食べる時の音にまで思考を凝らし、
さらにはお客さんに「驚き」を与えなければ意味が無いと言う。
半年間の試作を行い、レシピを作り、営業が始まる。
レストランは、半年間考え抜いた料理を発表の場のように感じられ、
キッチンからランウェイに出て行くかように料理が運ばれていく。

一度は「食べてみたい」というよりは、一度でいいからエル・ブリを「体験してみたい」と感じた。
「一度は行ってみたいレストラン」っという言葉がぴったりのような気がする。

ドキュメンタリーとしても、現場の雰囲気もフェラン・アドリアさんの厳しい注文に対する
チーフチェフやスタッフの戸惑う感じが生々しく映しだされていたり、現場の雰囲気がかなりリアルの映しだされていた。
映像のレイアウトもシンプルなデザインでとてもよかった。

2012 :

川久保玲さんロングインタビュー/ファッションで前に進む

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http://www.asahi.com/fashion/beauty/TKY201201180360.html

すばらしいインタビュー。ファッションとか詳しくないから、川久保玲の立場がなんとなくしかわからないけど、TVやメディアに持ち上げられて、いろいろと幅を効かせて、いろいろな分野に顔を突っ込んで意見する人が多い中で、自分の立場をわきまえて話をしている気がする。

「私にとってはファッションこそが、そうした場なのです」

という一言がすべてを物語ってると思う。ファッションに対する志を感じる気がする。

「本当は私だってそんなに強くはないですよ。ただ、強気のふりも時には必要です。
ふりでいいのです。そうしないと前に進めないから。」

そして、すごく共感できる一言。人間味を感じる。
ただ単に強気なのではなく、強くない自分を理解した上で、強気なふりをしないと意味が無い。
強くなくたって、進まなければ強くはなれない。

言うのは簡単だけど、実践するのは難しい。
それを実践してきたから、今の「COMME des GARÇONS」があるのかなと、ふと思った。

2012 :

メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン

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すばらしい展示だった。
50年前に、このようなおとぎ話のような世界を本気で作ろうと政府に掛け合っていたとは。
グローバル化の波を受ける前の日本らしいオリジナリティに溢れるアイディア。
50年前のアイディアを実現すれば、時代錯誤な感じになるかもしれないけど、
この展示には、その中に確実に夢があった。
アポロ計画を彷彿とさせるような人の心を揺さぶる力があった。

今では巨匠といわれるの方々の若き日の夢や希望、熱意が垣間みれる数少ない展示だったと思う。